食欲がない、みぞおちや腹部の痛み、胸焼け、吐き気、お腹のはり、下痢等の胃腸の症状のある方、胃癌検診や大腸がん検診、人間ドック等で異常を指摘された方、お腹の手術を受けた方の手術後の診療を承ります。
院長は消化器病学会、外科学会、消化器外科学会、肝臓学会等の専門医であり、豊富な経験と最新の知見に基づき診療を行います。
胃腸の症状でいらした方は、症状の原因を調べると同時に、直ちに入院が必要となる様な重い病気かどうか、癌が無いかどうかも判断する必要があります。そのため多くの場合、お話しをうかがうだけではなく、何らかの検査が必要となります。 検査はまず、苦痛のない楽な検査から始めます。腹部の診察、レントゲン検査、腹部の超音波検査等を行い、場合によっては血液検査、便検査等を行い、診断をします。 それでも診断がつかない場合や、胃癌、胃潰瘍、大腸がん等の可能性がある場合は楽な鼻からの胃カメラもしくや大腸カメラを行います。 また肝臓や膵臓の病気が疑われるときは、提携病院に依頼してCTやMRI検査を施行していただくこともあります。
胃のバリウム検査(胃X線検査)で異常を指摘された方 バリウム検査で胃の病気が疑われた場合は、通常は胃カメラを行います。カメラで胃の中を観察し、異常が見つかったときは細胞を採取(生検)して胃癌の有無をチェックします。 また、胃カメラを施行した後にピロリ菌を調べることも重要です。日本人の場合、ピロリ菌がいると胃癌を発症する可能性があり、逆にピロリ菌がいなければ胃癌になる可能性がかなり低いからです(例外もあります)。
大腸がん検診で便に血が混じっていた方(便潜血陽性の方) 大腸がん検診の結果、便に血が混じっていた方の約3%の方に大腸癌があると言われています。そのため、大腸カメラにて大腸がんの有無を調べることをお勧めします。もし大腸癌が見つかった場合は、提携している病院に治療を依頼させていただきます。 また癌がなかった方でも、約半分の方に大腸ポリープが見つかります。大腸ポリープは通常は良性の病気ですが、大きくなると癌が発生する事があるため、切除することが望ましいと言われています。 そのため、当院ではご希望があれば大腸カメラを施行中に大腸ポリープの切除も行います。
胃、腸、肝臓、胆のう、膵臓などの手術を受けた患者様の、手術後の診療も承ります。担当医は消化器外科の専門医であり、手術及び手術後の治療の経験も豊富にありますので、安心してご来院ください。また、手術を受けた病院の次の診察までの期間が長くて、不安に感じられる方も是非ご来院ください。